終身保険は養老保険の「超長期・死亡のみ」バージョン

 生命保険は養老保険(死亡または生存<満期>を保険事故とする保険)と定期保険(一定期間における死亡を保険事故とする保険)しかないと申しましたが、終身保険は期間なし(だから終身)・死亡のみ(満期なし)という養老保険の一種です。

 人は必ず死ぬものですから、いずれ保険金は支払われます。したがって、保険料は預金と同じという理屈で、法人が支払う保険料は費用とはなりません。もっとも終身保険はふつう傷害特約がつけられているため、保険料のうち「主契約」部分を資産計上し、傷害特約部分は費用計上できます。保険料のうちに傷害特約の金額が多いため、生命保険とはいうものの、その大きな部分は傷害保険といってもいいでしょう。傷害保険の受け取りも法人となります(保険金受取人が役員等の場合は「給与」の扱いになります)から、法人契約するのはどうでしょうか。

 死亡退職金を支払う場合はともかく、被保険者が退職した時には、保険契約を精算する必要があります。

 死亡保険金も多くはなく、長生きすれば保険金も解約返戻金も払った保険料よりも少なくなるならどれほどメリットがあるでしょうか。その分、預金した方がよいと思います。法人が契約するものとしては保険がカバーするリスクが小さく、節税の効果もないということです。

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