大学を経営の理念から救い、学問の府に再生を [投稿]

このブログにも資料として、リンクされていますが、大阪市の「新大学構想<提言>(案)」なるものに、あふれているのが、グローバル化、ランキング、競争、ガバナンス、選択と集中、マネジメント、PDCAサイクルの定着といった、経営用語です。結局、大学というものを、ただ単なる経営体に貶めるものです。これは、国立大学が、独立行政法人化で、どうなっていったか、それを見て、「改革」と称して、「ヒト、モノ、カネ」を牛耳ることにより、例えば、日本維新の会が、大阪市の与党であり続ける限りは、与党の政策実現のための一機関になり、学問の研究や教育の場ではなくしていくことです。特に、ここ最近、官僚が好んで使うような、PDCAサイクルという言葉、大変気になるのですが、Plan,Do,Check,Action、この頭文字ですが、計画、実行、評価、改善でしょうか。企業の営業部などが、販売計画、計画に基づく販売活動、活動の点検、点検に従った改善となるそうです。(元市大生の通行人m.s.です。)

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基礎研究・自由な研究環境を保証してこそ [投稿]

全部は紹介しきれないので、一部だけで、後は、リンクを見てほしいのですが、日本科学者会議のホームページには、たくさんの大学教育や、研究について、また、社会問題の見解や談話が掲載されています。http://bit.ly/iaXXSv
まず、08年事務局長松川氏の談話から 08年のノーベル賞の南部・小林・益川・下村の4氏について、第1に、知的好奇心による純粋な基礎研究が、新たな科学・技術の発展に結びつく。第2に、4氏が、共に、個人の知的好奇心を尊重する自由な研究環境の中で目的を達成できたとし、研究には「学問の自由」すなわち「研究選択の自由」、「研究発表の自由」、「身分保障」、「良好な研究環境」が不可欠ということ。これらは、法人化を通じて、大学や研究機関に、「トップダウン」、「競争」、「効率」といった企業原理や、限られた分野への重点投資とは対照的に、大学や研究機関に、不可欠な経常的経費の一貫した削減や、圧倒的多数へのリストラとは正反対のものだとしています。さらに、多くの研究者が、非常勤であることを指摘しています。憲法が保障した「学問の自由」を乱暴に踏みにじり、科学・技術とりわけ、基礎研究の発展を阻害させていると告発しています。(元市大生の、ただの通行人です。)

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市大・自由な雰囲気の中で培われた評価に誇り  [投稿]

 私は市大・府大統合に反対です。大学は単に入試の偏差値だけで判断されるべきではないと考えています。より重要なことは、その大学の研究活動の実績やレベルで評価されるべきだと思います。2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞されたiPS細胞の山中伸弥先生は7年間、大阪市大で研究しておられました。また、昨今話題の引力のヒッグス粒子の概念が生まれるきっかけとなった論文を発表され、2008年にノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎先生は若き頃、教授として市大に在籍しておられました。お二人が超ビックな世界的研究者であるということに異論を挟む人は誰もいないでしょう。(A)

 

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府大・市大の統合問題でアピール

ストップハシズム市民大集合.jpg 「ストップ!ハシズム市民大集合」集会が4月13日行われました。会場のエルシアターはいっぱい、立ち見・座り込み参加者も出る大盛況。閉会時、900人を超える参加者によるレミゼラブル「民衆の歌」の大合唱は圧巻でした。

 集会では桜宮高校体罰問題・市営交通の民営化・住吉市民病院の廃止・朝鮮高校の無償化・イレズミ問題など橋下市政下の権利侵害を告発する声が相次ぎました。会場で「大阪府立大学問題を考える会」と「大阪市立大学の統合問題を考える会(準)」連名のアピールが配布されました。

市立大学統合に”待った” 市議会委で陳情を採択

 3月26日の大阪市議会財政総務委員会で「市立大学と府立大学の拙速な統合撤回を求める陳情」が維新以外の会派の賛成で採択されました。市大の2回生の提出によるもの。

陳情書(アイコンをクリック)

 大阪市会財政総務委員会での採決の様子(インターネット録画放映)はこちら 

 FBなどに掲載された市大関係者の声を紹介します。

「大阪市大・府大の拙速な統合に反対する陳情書が大阪市議会の委員会で採択された!!
市大生が提出した拙速な統合の撤回を求める陳情書に、今回、多数の政党が賛成した。この背景には、橋下市長や「維新」が、それぞれの大学が大阪で果たしてきた役割や歴史、伝統など意に介さず、また学問や文化にも重きをおかず、ただ金をかけずに競争と即成果をもとめるだけの拙速な統合再編には、大阪市民は賛成できないという良識が反映しているのではないかと思う。学内外で統合に異議ありの声をあげていく契機になることを願っている!」

(ツイッター)
「大阪市議会の委員会で、市大、府大の拙速な統合に異をとなえる市大生提出の陳情書が採択された。画期的でうれしいニュースだ。大阪市大が果たしてきた役割、歴史、伝統を軽んじない大阪市民の思いが背景にあるのだと思う。自由、批判的精神は大阪の活力の源だ(^o^)/」

(大阪市大新聞に投稿)「@hijicho 市大、府大の拙速な統合撤回をもとめる陳情書が大阪市議会の委員会で採択された。学生が提出したそうだが、自分のいまと将来にかかわる問題に積極的にコミットする姿勢に共感(^_^)v  」

切捨てられる基礎研究 上山氏の二枚舌 [投稿]

 上山 信一 氏(慶応SFC教授、元マッキンゼー)のブログで、今次の新大学構想の基本戦略は、 1) 医療・介護・福祉の専門人材の強化、 2) 学校に経営の感覚を入れるための民間出身人材の育成、 3) 先端工学分野の産業人材の重視、 4) 伝統ある学部のアカデミックな蓄積の維持 とのことですが、4番の「アカデミックな蓄積の維持」は信用できません。

  理由は、今次改革の観点が、地域経済界の要請に応え、地域経済成長に役立つ 研究、人材養成に特化させる目的から本構想が編成されたはずで、 金儲けのに貢献しない基礎研究等「アカデミックな蓄積」は切り捨てられるべきものだからです。

  上山氏は、2枚舌かと思われます。 ○上山信一@"見えないもの"を見よう 2013年 01月 11日 10:41 「なぜ、大学の改革はなかなか進まないのか ――公立の事例をもとに考える」 (要約、詳細はこのブログをご参照ください。) 筆者は昨年、大阪府立大学と大阪市立大学の統合の検討作業に参加した。 今回、設置者(知事、市長)に対して改革を助言する立場から実態を分析してみると、 大阪の2つの公立大学にとどまらない全国の大学に共通する難しい課題の存在に気づいた。 ●大学改革の障害は何か? 第1は「学部あって大学なし」という経営ガバナンスの問題。 第2は単純に投資が不足しているということ。 第3に設置者(国=国立、自治体=公立、オーナー=私立)と大学人の直接コミュニケーションの不足。 ●「学部あって大学なし」 大学改革のイロハは、人事の権限(採用、昇進、配置転換、定員管理など)を 学部の教授会から大学当局(経営者)に移すことから始まる。 ●過少投資問題 2000年代、特に最近では、資金も人材も思い切って傾斜配分する必要がある。 ●設置者の無関心 今回の大阪府立大と大阪市立大の統合案つくり(新大学構想会議)では、 委員と知事、市長でじっくりと討議をした。 その結果、医療・介護・福祉の専門人材の強化、 学校に経営の感覚を入れるための民間出身人材の育成、 先端工学分野の産業人材の重視、 そして伝統ある学部のアカデミックな蓄積の維持といった基本戦略が明確になった。 以上、1年弱の検討作業で気づいたことを報告した。(okupy)

(見出しは仲本  上山氏のブログは「リンク 統合問題を巡って」にリンクを貼っています)

 

「新大学構想会議の統合案」に関する橋下市長の12月28日記者会見での発言

(記者)新大学構想会議で具体的統合案が出た。
(橋下)非常にアグレッシブな構想案。専門家に練ってもらった案。世界で通用する公立大學にしてほしいと要請してつくってくれた。あとはガバナンスの問題。大阪市立大学はまだ教授会が力を持っている異質な大学。教授会が力をもつなんてありえないですよ。いつの時代の大学なんですか。教授会は組織のなかの一部構成員。決定権を持つのは経営陣ですよ。そこを市立大学は意識を改めてもらわないといけないですね。府立大学がやった改革にあわしてもらうという構成だ。
動画 市長会見 H24.12.28 26:50〜30:00頃


(コメント)彼のねらいがはっきり出た発言だ。「世界で通用する公立大学」=橋下氏独特の外向けには耳障りがよいが中身のない言い回し。なによりこの間、彼らが大学予算を削って質を低下させてきた責任は頬かむり。「府立大学がやった改革」=予算でしばって言うことを聞かせたやり方。
そのうえで、大阪市立大学の教授会自治を潰す意図を赤裸々に語っている。「決定権を持つのは経営陣」だとして、大学の自治をみとめず、「そこを市立大学は意識を改めてもらわないといけない」と全大学人に全面降伏を迫っている。学問の自由、のびのびと人格を成長させるキャンパスは色褪せてしまう。師走のどさくさに、いいかげんなやり方で滑り込ませたことを、維新の成果だといばっているが、こんな勢力に大阪市立大学を好きにさせてはならない!

新大学構想〈提言〉を了承

新大学構想会議.jpg第2回大阪府市新大学構想会議が12月27日開かれました。〈提言〉が了承されました。

新大学構想〈提言〉 新大学構想<提言>の概要

 

(写真は会議終了直後の会場)

報道より

NHK  「地球未来理工学部」 新大学に

産経新聞 28年度に新大学を開校

【朝日新聞12・27夕刊】

■新大学、教育学部断念

 大阪府立大(堺市中区)と大阪市立大(大阪市住吉区)の統合後の姿を協議してきた有識者会議「大阪府市新大学構想会議」(会長=矢田俊文・北九州市立大前学長)は27日、2016年度に開校予定の新大学に地球未来理工学部(仮称)と獣医学部を創設する構想をまとめた。松井一郎知事と橋下徹市長が意欲を示した教育学部は付属校設置のめどが立たないことから見送り、現職教員のスキルアップや学校経営に携わりたい社会人を対象とした教育系大学院を新設する。

大阪における2公立大学統合問題について≪投稿≫

――諦めこそ禁物!強く幅広い連帯を築き上げ、たたかいぬこう

 

 「大阪に人と物と金を集める一つの装置」と位置付けるなど、なんと小さく、漠然とした考えか。こういう時代だからこそ、知的探究の共同体として、様々な学問分野の多様な人間が集まり、大阪、日本、世界が進むべき道を探求する場としての大学が求められているのではないか。

 去る5月29日に開かれた「第12回大阪府市統合本部会議」における協議事項の一つに、「経営形態の見直し項目 大学(新大学構想会議(仮称)の設置について)」が挙げられ、大阪府立大学と大阪市立大学、大阪における両公立大学の統合問題が、本格化し始めました。会議の様子は、インターネット動画サイトYou Tubeで公開されています(http://www.youtube.com/watch?v=GnXklarFeP0)。

 会議において橋下大阪市長は、既に大阪女子大学、府立看護大学との統合を果たした府立大学に対し、そのような経験のない市立大学の現状と大学構成員の意識に強い関心を示しました。市長のブレーンを務める上山信一氏(新大学構想会議委員)は、「学部・教員自治といえば聞こえは良いが、今まで通り仕事がしたいという感性が強く、自己革新能力がない」「国立大並みのラインアップで文学部・理学部までもつが、規模・特色とも中途半端」と、市立大学を評しました。そして、「府大・市大が統合されれば、互いに足りないところを補い合い、ユニークで大規模な大学となる」と「合理化・経費節減」に主眼をおいた国立大学改革とは異なることを強調しました。しかし上山氏は、「先端研究は国立大に任せればよい。人材を集め養成する大学へ」と続けます。この上山氏の発言の意図するところは、重大です。「身の程をわきまえ、金のかかる研究活動はおやめなさい。教育だけ行っていればよろしい」というのです。

 研究活動に重きをおかず、教え教わることに特化した場は、果たして「大学」と呼ばれるにふさわしいでしょうか?まず、教員は自ら研究に精を出すプレーヤーであってこそ、迫力と説得力のある教育が行えます。世に出回っている研究成果を学び、咀嚼・整理して学生に伝えることだけでは、真の大学教育とは言えません。なぜなら、高等学校と大学の教育の間には、「学習」から「探究」へと足場を移すという、質的な違いがあってしかるべきだからです。世に広く認められ、美しい答えが用意されている内容を理解することに主眼をおく学習から、自らテーマを設定し未知の答えを探し求める活動へと、転換を起こすのです。探求という活動において、答えには普通、一足飛びには到達しません。試行錯誤を繰り返しながら学生は、辿り着いた答えは、実は一つの説であり、これまで真実だと信じて疑わなかったこともまた、一つのものの見方であることを知るのです。そして、その過程を通じて、学習した内容を生かし応用することや物事を多面的にとらえることの大切さ、さまざまな科学の分野が有機的に結びついていることを、実感として理解します。学生に対しては、教員自身が探究している姿を見せること、学生とともに研究活動に汗を流すことこそが、最良の手本となります。

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「大阪市立大学の業務実績に関する評価結果」を発表

「計画の進捗としては全体として順調に進捗している」

平成23年度公立大学法人大阪市立大学の業務実績に関する評価結果(2012.10.5)はこちら

報道

大阪日日新聞12.10.6 大阪市立大11年度 業務実績「順調に進捗」

朝日新聞12.10.6 「人事、運営側で」市大に市長注文

 大阪市公立大学法人評価委員会は5日、市立大の2011年度の運営と、06〜11年度の6年間の中期計画について、それぞれ評価報告書をまとめ、橋下徹市長に提出した。

 委員長の松岡博・大阪大名誉教授は「市政改革に伴い運営交付金が削減されたが、国の科学研究費補助金や寄付金など外部資金の獲得に努め、運営は安定している」と評価した。橋下市長は「人事は教授会でなく運営側が決めるなど、ガバナンスの改革をより強めてほしい。今年度から始まった第2期中期計画も府立大とすりあわせ、修正を」と注文をつけた。(阿久沢悦子)

 

大阪市公立大学法人評価員会の評価結果について

 大阪市公立大学法人評価員会(松岡博委員長=阪大名誉教授)は10月5日、大阪市立大の2011年度の業務実績を「順調に進捗」、第一期中期目標期間(06年度〜11年度)を「全体として良好」と評価する結果を橋下市長に提出した。
 市大のとりくみを、一定もしくは高く評価する松岡委員長にたいし、橋下市長は、「府立大と市立大を合わせた視点で、大阪の公立大学として評価してほしい」「人事は教授会でなく運営側が決めるなど、ガバナンスの改革をより強めてほしい」「今年度から始まった第2期中期計画も府立大とすり合わせ、修正を」と注文をつけた。
 橋下市長が、自分の統合方針に必ずしもそわない報告を受けて、いらだち、強引に上から押しつけようとしている様子が見える。彼にとっても簡単にはいかないようだ。
(筒井正)

 

ドイツの環境政策と大阪市大

 ぐっと腹に落ちる話を聞きました。原発ゼロへ舵を切ったドイツ、世界でも先進的な環境政策と経済成長の両立に踏み出しています。その原点が日本にある!福島の原発事故もそうですが、大本はベルリン社会科学研究センターのヘルムート・ワイトナー博士が日本の70年代の反公害の運動と対策を学んで出した提言であり、これがドイツの温暖化対策の基本理念になったというのです。

 当時の日本は、公害反対運動が燃えひろがり、大阪では1971年4月、「公害知事さん、さようなら。憲法知事さん、こんにちは」を合言葉に、大阪市大法学部の黒田了一教授(憲法)が知事に当選しました。大企業に規制を迫り、自動車メーカーに低公害車は技術的に可能だとつきつけて、最高レベルの排ガス規制を実現させました。

 ワイトナー博士「企業は規制によって短期的には苦しむことがあっても、長期的には技術革新を生み出し、世界に新しい市場を築きます。つまり先進的な環境政策と経済成長は両立できるのです。そのことを私たちドイツは日本から学びとったのです」(2008年6月1日NHKスペシャル「低炭素社会に踏み出せるか 問われる日本の進路」)。

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「朝日」2012.9.30大阪全面広告「橋下行政に異議あり」

朝日「橋本行政に」.jpg「朝日」広告2.jpg

●まったく同感です。
宮本憲一市大名誉教授らが、意見広告「『橋下行政に異議あり』 弱いものいじめをしないで! 文化を破壊しないで! 個人の基本的人権を侵害しないで!」を9月30日付の新聞に発表しました。良識と勇気ある声に敬意を表します。
(筒井)

9.26「読売」・・こんな意見もネットで出ています。

○勝手な報道はやめてほしい!
25日付「読売」が「『大阪都』大学16年度開校 1法人1校に」と書いた。「新大学構想会議」が休止しているのに、「方針を固めた」「府によると」など不確かな出所で打ちだすやり方は、様子を見ようというのか、どうもアヤシイ。
橋下市長は会見で、わが意を得たりとのべた。
「これはもう大阪のためにやらなきゃいけない」……(彼の口癖で意味は不明)
「地下鉄民営化にならぶ自治体改革の象徴になる」……(民営化は新自由主義の合言葉だけど、不都合なこともあるんやないか?それに大学をつぶすことがなぜ「自治体改革の象徴なんや。わけわからん」
「200億円以上のお金を大学に突っ込んでいるわけですから、アジアのなかでも競争力のある公立大学にもっていきたい」……(大学の値打ちを金と競争力でしか見れないというのは貧しいやないか。裏を返せば、費用対効果でしか考えず、競争力で測れない学部は無用ということか)。
そして、橋下氏は「すさまじい大抵抗があるでしょう」といっている。ご期待にそうようにしたいものですね。

○大阪の府立大学と市立大学を統合して1法人1大学にする件、実現には法律の改正が必要とのことです。地下鉄の株式会社化とたしか府市の病院の統合も特別措置法や法改正が実現の前提とされています。橋下に言わせれば、僕が日本を統治すれば法律などどうにでもなる、ということになるのでしょうけれど。
◇それと、大阪府立大学と大阪市立大学の統合、大阪都構想の当初の言い分では二重行政の排除のために統合するので、統合後の大阪都立大学は当然に府市2大学あわせたよりも規模が小さくなるはずでしたが、いつの間にか統合して国内最大級の公立大学にする話に変節していますですね。

新大学構想会議について再度の「問い合わせ」に回答がありました 

平素は、大阪市政に、ご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございま
す。遅くなりましたが、先にお寄せいただきましたお問い合わせにつき
ましてお答えいたします。

@新大学構想会議の開催案内につきましては、大阪市及び大阪府の報道
 発表として実施しています。個々の開催案内は、下記報道発表資料の
 リンクをご確認ください。
(第1回)http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/somu/0000171130.html
(第2回〜第5回)http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/somu/0000175939.html
(第6回)http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/somu/0000181504.html

A会議録の公開につきましては、可能な限り早く公開すべく、関係者と
 の調整を進めてきたところです。作業の遅れに関するご指摘の趣旨に
 つきましては、可能な範囲で対応してまいります。
 なお第6回まで、すべて傍聴者・報道機関に公開しておりますので、
 非公開理由はございません。

B平成24年5月29日(火)開催の大阪府市統合本部会議を踏まえて
 「11月頃を予定」しています。何らかの非違行為があるとは認識して
 いません。
(参考)平成24年5月29日 大阪府市統合本部会議 開催結果
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/page/0000165917.html

C新大学構想会議に係る、読売新聞9月26日付け報道の出所については、
 当方では把握しておりません。

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当該のリンク・「報道発表資料」を開いても第2〜6回の開催の告知は見当たりません。府市大学へのヒアリング、商議所との意見交換会が第2回以降の「構想会議」だったようです。(10.3仲本)

大阪市HP 10.22アップ 「新大学構想会議の開催概要」に第6回までの資料・議事概要が掲載された

再度「問い合わせ」をしました

(件名)「会議」の非公開の理由、「1法人1大学」報道について

(お問い合わせ内容)

@「公表先」のURLには第1回会議の資料の掲載はあるが、2回目以降の「会議」の開催すら公表されていない。「傍聴要領」は掲載しながら、2〜6回の「開催日等のアナウンス」はどこで行ったのか
A第1回の会議は3カ月以上経過して議事内容が公開された。第1回の会議では「議事の過程を非公開とする部分がある」としている。これらの事実と併せて考えれば「会議」の活動は「公開」に値しない、むしろ非公開が原則ではないかと考えるが、どうか。非公開とする理由は何か。
Bそのうえ「課題整理はおおむね終了し」「次回の開催は11月頃を予定してい」るとは、過去の会議は「違法なものであるとまでは認識していない」とするなら、現時点で「11月頃を予定」することは、何らかの非違行為とは認識していないのか。
C読売新聞9月26日の報道によると、府市は1法人1大学の統合方針を固めたとあり、「大歓迎する」と市長はコメントしている。この1法人1大学という方針は構想会議の議論の結果から出たものなのか。そうでないとするなら、この方針の出自は何か。

(2012.9.27)仲本

2012.9.26付けで大阪市HPに第1回新大学構想会議の議事内容がアップされています。

「読売」報道 「大阪都」大学16年度開校――を受け、9・26登庁時市長発言

2012.9.26 橋下市長登庁時ぶら下がり取材において

―― 一部報道で大学の統合に関して、1法人1大学で28年スタートということ

橋下 1法人

―― 1大学

橋下 1法人1大学。ああ

―― 報道がありましたけれども、そういう報告は受けられてますか。

橋下 まだ聞いてないです。でもこれは大学構想会議のなかでしっかり議論詰めてもらっているわけですから、1法人2大学というようなやりやすい形で提案が来るかなと思ってたんですけれども1法人1大学っていう理想の形、本来のあるべき姿に向かって進むということであれば大歓迎です。これはもうすさまじいまた組織の大抵抗があるでしょうけど、これはもう大阪のためにやらなきゃいけない。

―― 市長としては1大学。

橋下 もちろんです。1法人1大学ってのはこれはまあなんていううんですかね改革っぽいことを見せる手っ取り早いやり方が1法人2大学ですけどね。本来やらなきゃいけないのが1法人1大学。2つの大学をひとつにまとめるっていうのが本来の改革ですけれども、これまた大変ですよ。住吉市民病院と府立の急性期センターを一つにまとめるだけでもね、ものすごい大変なのに、大学組織を一つにまとめるというのはまたこれは大変な作業になるんですけれどもね。まぁあの地下鉄民営化にならぶ自治体改革の象徴になると思いますね。実際に大学には大阪も、東京都ですら120億ぐらいしか都民の税金を使ってないのに大阪の場合には大阪府大阪市あわせて200億円以上のお金を大学に突っ込んでいるわけですから、本来は首都大学東京よりもはるかにね、ものすごい公立大学にしなきゃいけないにもかかわらず大阪府立大学、市立大学はまあそれぞれバラバラにやってるんでね。そこまで日本で一番の公立大学とまで胸を張れるようなアジアのなかでも一番の公立大学だといえるような状況になってないですから、1法人1大学で行くんであればもうアジアのなかでも競争力のある公立大学にもっていきたいですね。

―― 統合後の大学の名称は

橋下 名称はまたその時に考えればいいと思いますよ。

「読売」2012.9.26記事

「大阪都」大学16年度開校 府立・市立統合 1法人1校に

 大阪府と大阪市が進める府立大(堺市中区)と市立大(大阪市住吉区)の統合に向け、府市は両大学を統合した新大学を創設し、2016年度に開校する方針を固めた。府市が「大阪都」移行を目指す15年度に両大学の運営法人をまず統合し、新大学の学生募集を始める。

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新大学構想会議「休止」について、大阪市から回答がありました

 平素は、大阪市政に、ご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございま
す。早速ですが、先にお寄せいただきましたお問い合わせにつきまして
お答えいたします。

@新大学構想会議は、これまで公開で計6回開催しています。会議の資
 料、議事内容につきましては、順次、大阪市、大阪府のホームページ
 で公開いたします。
 なお、府市大学のヒアリング資料等の掲載について、作業が滞ってお
 り申し訳ありませんが、鋭意掲載作業を進めておりますので、その旨
 ご了承ください。
 (ご参考)公表先
 http://www.city.osaka.lg.jp/somu/page/0000172464.html

A新大学構想会議は、大阪における公立大学のあり方等の諸課題につい
 て、専門家個々人が大阪府市統合本部に対して助言を頂くことを目的
 として活動を行ってきていただいたもので、これまでの活動について、
 違法なものであるとまでは認識しておりません。
 これまでの計6回の会議により、各専門家による諸課題に関する課題
 整理は、おおむね終了したものと認識しています。次回の開催予定に
 つきましても、11月頃を予定しておりますので、現時点では会議の
 進行に特段の変更は予定しておりません。

B9月12日付け新聞報道の見出し等にもございました「休止」につき
 ましては、上記Aでもご説明していますとおり、次回の開催予定を
 11月頃と予定していますので、現段階で開催日等のアナウンスをし
 ていない状況です。
 なお、新大学構想会議に関して、「休止」の発表予定はございません。

C新大学構想会議の委員は、大阪府・市の特別顧問・特別参与で構成し
 ていますので、その支給の根拠は「大阪市特別顧問及び特別参与の設
 置等に関する要綱」に基づき、支給額を確定のうえ支払っています。
 報酬の額については、下記要綱中の別表第1及び第2をご確認くださ
 い。
(ご参考)「大阪市特別顧問及び特別参与の設置等に関する要綱」
 http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000157541.html

 今後とも、大阪市政に一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願い
申しあげます。

(2012.9.20)

 再度「お問い合わせ」したいと思います。この「回答」を踏まえてお問い合わせしたいことはありませんか?コメントその他でご連絡ください。

大阪市総務課 公立大学グループ に問い合わせをしました

大阪市HP「第1回新大学構想会議開催結果」のページより、下記のような問い合わせをしました。

(件名)新大学構想会議の議事内容・「休止」報道と今後の日程・委員の報酬について

(お問い合わせ内容)

@ 第1回会議の議事内容・府市大学のヒアリングの内容は公表されているのか。公表されていないとすれば、その理由は何か。

A 新聞報道によれば構想会議の活動は休止ということだが、これまでの活動は違法ということなのか。「白紙」なのか。発表されていた今後の日程はどうなるのか。

B 「休止」ということはこのHPで見当たらないが、どこで発表されたのか。

C 市長は委員の報酬の支給について違法と考えているのか。違法でないなら支給の根拠は何か。報酬の額はいくらか。

仲本(2012.9.13)

「朝日」12.9.12 大阪府市「エネルギー戦略」など3会議 設置条例なく休止

 脱原発依存の方策を提言する「エネルギー戦略会議」など大阪府市の三つの有識者会議が当面、活動を休止することになった。橋下徹市長らの政策立案の一翼を担うが、議会の議決が必要な条例に基づかずに設置されたため、地方自治法に抵触する恐れがあることがわかったという。

 ほかに休止が決まったのは、観光政策を協議する都市魅力戦略会議と、府・市立大の統合を検討する新大学構想会議。いずれも大阪府市が要綱で設置した。

 

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新大学構想会議 「活動休止」

 今日は驚きました。橋下市長が設置した府大、市大の統合問題をすすめる「新大学構想会議」など、橋下市長の“顧問団”にあたる三つの「有識者会議」が、当面活動を休止することになったという報道です。ほかの二つの会議は、「エネルギー戦略会議」「都市魅力戦略会議」です。
 そもそも議会の議決を得ずに設置をきめたので、委員報酬の支払いに違法性があるとのことです。
筒井正(2012.9.12.見出しは仲本)

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「朝日」12.8.29朝刊 ニュース短信 ◆「経営改革へ学部再編も」府市大学統合で協議

 府立大と大阪市立大の統合について協議している新大学構想会議(座長・矢田俊文・北九州市立大学名誉教授)は28日、大阪市役所で、大阪商工会議所の常議員との意見交換会を開いた。席上、構想会議の上山信一委員は、大学統合に、看護や工学など2大学に共通する学部学科の再編を伴う考えを明らかにした。

 

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新大学構想会議が設置された

府市統合本部により新大学構想会議が設置され、第1回の会議が6月8日に開催されました。また、7月17日から23日にかけて、市大・府大へのヒアリングが行われました。下記リンクを参照してください。ヒアリングの内容についてご存知の方はお知らせください。(2012.8.22仲本)

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