今日は驚きました。橋下市長が設置した府大、市大の統合問題をすすめる「新大学構想会議」など、橋下市長の“顧問団”にあたる三つの「有識者会議」が、当面活動を休止することになったという報道です。ほかの二つの会議は、「エネルギー戦略会議」「都市魅力戦略会議」です。
そもそも議会の議決を得ずに設置をきめたので、委員報酬の支払いに違法性があるとのことです。
筒井正(2012.9.12.見出しは仲本)
驚きのつぎに怖くなったのは、二つの大学関係者は、これまで法的根拠のない「有識者会議」の指示をうけて、統合の検討作業をすすめてきたわけですが、作業の進め方として何かおかしいと思っても、口に出せない雰囲気があるのではないかということです。これは学問の府である大学が、「学問の自由」の旗を掲げることと両立しません。