ウスリースクの街角から

ウスリースクはウラジオストクの北100キロほどの街。シベリア鉄道がモスクワ方面と中国東北方面とにわかれるところ。人口は16万人。農業が産業の中心ですが、陸軍の基地や大学があり、ウラジオストク同様、軍と学術の街といえそうです。

中央広場。青年のためのイベントが行われるためステージがつくられていました。2日間にわたって夜に歌やバスケットボールの催しがおこなわれました。右手の像は兵士の像。対独戦の勝利を記念するものです。アクセスは、鉄道の本数が少ないためほとんどバスです。私たちはウラジオから1回バスを乗り継いできました。ロシア語が分からず、しかもアナウンスがないためここに行くのは普通は至難ですね。住んでいた日本人は娘だけと聴きました。よく過ごしていけたものだと感心しました。

ウスリースクの教会。ロシア革命後、馬の厩舎として使われていたと言います。今はきれいに整備されています。建物のそばの売店で宗教画や宗教書が売られていました。市内を走るバスにもイコンが飾られていました。市内バスとかトイレとかの基本料金はどこも17ルーブルのようです。博物館や戦没者の慰霊碑も観ました。

市内のスーパーマーケット。日本と同様な店内の様子。商品は豊富にありました。日本のレトルト食品や調味料もあります。おたふくソースが売られていたのには驚きました。警備員さんが3〜4人にらみを利かせています。写真を撮らないようきびしく(?)注意されました。レジは店員さんが座ってバーコードを通します。接客はレストランなどでもなかなか笑顔には出会えませんね。これは国民性なのだと思います。

娘が住んでいた宿舎です。ロシアの古い建物は、外見は汚くても中の様子はきれいなところが多いと言います。マイナス20度も普通の冬場はどこもセントラルヒーティングで暖かく、家賃も安い。このアパートはセキュリティーもしっかりしていたようです。スカイプで連絡を取っていました。画像が不鮮明なこともありましたが。多くの市民も街頭で携帯電話を使っていました。郵便は局に取りに行かなければならないらしい。小包は本人にたどり着きましたが、二通出した封書は1通は行方不明、1通ははるばる戻ってきました。

私たちが泊まったウスリースクホテルの朝食。2泊しました。1泊目の朝食はバイキングだと勘違いして取りすぎてしまいました。ひとり150ルーブル以内というチケット制でした。3品見当でしたね。パンは安い。野菜や肉を煮たもの、ソーセージなどおいしかったです。ケーキは日本人には甘すぎでした。ちなみにウラジオのプリモリエホテルは、バイキングでパンや卵料理は渡されたカードにチェックしてメイドに頼む方法でした。

大学近くのレストラン「ウニヴェルスチェート」もおいしかったです。とくにボルシチ(写真)とおひょう(大きなカレイのような魚)のソテーが絶品でした。店内は小さなステージもあり、コンサートもできそう。ロシアのお店は派手な看板は少なく、古いビルのドアを開けてみないと気づかないことも多いです。この店はロシアの有名人も訪れるらしく、来店者の写真がたくさん掲げられていました。

劇場です。陸軍の施設ということでした。ロビーには俳優や芝居の写真とともに軍隊の武器や軍人の写真も飾られていました。この日の前後は子どものためのお芝居が催されるようで、子どもが親に連れられてたくさん来ていました。この隣には軍のスポーツ施設もありました。庭に戦車や大砲が並べられているところも見ました。

公園で出会ったカップルとその友人たち。公園内にふたりの愛を確かめる「鍵をかける」モニュメントがありました。神戸の展望台にもあるアレです。ウラジオの鷲の巣展望台にもありました。ロシアでは結婚のカタメの儀式のようです。この公園で2組見かけました。結婚シーズンらしい。この後かれらは派手な飾りを付けた車でパーティー会場に向かいます。この公園には13世紀ごろの亀の石像が置かれていました。これを作った民族の子孫はまだここにいるのだろうか。東洋系の顔を見るにつけ思いました。ロシアの若い女性はどなたも美しい。

ウスリースクと空港・ウラジオストクを結ぶ道路。舗装されていない部分は大変な悪路でした。ここではゆっくり走ったタクシーも舗装道路では100キロペースで走りました。沿道でスイカを売る店がたくさんありました。乗ったタクシーはフロントガラスにひびが入り、スピードメーターもオリジナルは壊れており、代わりのメーターを付けていました。日本の中古車です。これでもいわゆる白タクではありません。「ニチェボー」(気にしない)を連発した運転手は娘に「ウスリースクに残れ」と盛んに勧めていました。(2013.7.2)

2013年の5月からウスリースクに在住されている日本女性がご当地を案内してくれます!→ウスリースクお散歩案内人

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