豊かな大阪をつくる 〜「大阪市存続」の住民決断を踏まえて〜』シンポ第四回「大学問題を考える〜府大市大統合問題を見据えて」
「第四回は、大学問題について集中的に議論する。全国的に大学への「改革」圧力が強まっているが、大阪では都構想の出現によって突如として市立大学と府立大学の大学統合案が浮上し、極めてドラスティックな再編が政治主導で進められようとしている。大学統合は、大阪の文化、教育、福祉、経済等の様々な領域において長期にわたって多大な影響を与えるものである。しかし、あわただしい「改革」風潮のなかで、その是非について十分な議論が行われてきたとはいえない。大学・学問のあり方を検討しつつ、大学統合は本当に進むべき道であるのか、そもそもどのような経緯で大学統合案が出てきたのか、この「改革」案をどうみるべきなのか等々についてオープンな場で議論したい」「橋下維新による『市大・府大統合問題』は自由民主主義の危機の象徴です」(藤井聡・京大教授ブログより)
シンポジウムの模様・動画は→こちら
日時: 11月1日(午後1時30分〜午後5時30分)
場所: 大阪市立大学(杉本キャンパス)・法学部棟3階・730教室
<プログラム>
(午後1:30〜4:00 話題提供)
・藤井 聡(京都大学大学院教授)
「橋下維新と大学問題−学問の自由を侵害する全体主義−」
・森 裕之 (立命館大学・教授)
「大阪市立大学−その歴史と今日−」
・鈴木 洋太郎(大阪市立大学・教授)
「市大・府大の大学統合の動きをどう考えるか−市大の現状と課題を中心にして−」
・大阪市立大学学生有志
「市大と府大の統合について」
・小林 宏至(大阪府立大学・名誉教授)
「大阪府立大学の改革と問題」
(午後4:10〜5:30 パネルディスカッション)
<主催>
「豊かな大阪をつくる」シンポジウム実行委員会