近畿税理士会八尾支部の総会(第42回)が6月7日(2022年)開かれ、出席・発言してきました。支部総会はコロナ禍により第40回から3回連続出席や質問の制限が行われており、今回も質問については事前に提出されたものについて会場で回答する旨の通知がありました。
この3回の総会では質問者は私一人でした。今回も以下の質問事項を事前に提出しておりました。
① 総会議事録の管理・閲覧について
② 「羅針盤」の編集方針について
③ いわゆる「選挙はがき」問題の対処について
④ コロナ禍における各種「支援金」事前確認の取組について
以前の2回については質問の内容を詳細に文章にして会場にて読み上げるという形でしたが、今回は項目だけを以上のように記載して提出していました。これまで、いくら詳細に記して提出しても、まともに回答しない、議事録にも反映しないということでしたので、簡略化しました。
さて、議事に入ると、いきなり執行部から「回答する」と議長が言うので、質問の詳しい内容を述べたい旨を要求したのですが、容れられませんでした。質問の内容をどう推測したのか、とりあえず聞くことにしました。
当然、回答は質問の真意を踏まえたものではありませんでした。しかしながら③については以前の私の「申し入れ」(総選挙にあたって選挙に関与するな)の内容をそのまま紹介し、一斉地方選挙での選挙はがきへの関与を「誤り」と明瞭に回答したことは、注目に値することでした。
これらの回答を得て、議長の許しを得て、追加の質問をしました。
① 議事録の管理・閲覧について。前回の総会の議事録の閲覧に際して、そのコピーや撮影を拒否された。支部長の指示であると事務員から聞いたがコピーを禁止しているのか。これまで議事録の会員への配布も行われているのになぜか。
閲覧した際に、議事録の本会への提出は7月上旬までには行われていることが分かった。しかるに令和2年9月9日の回答には「議事録の事前閲覧については、・・作成段階では一会員へ見せる必要性はない」とある。これは議事録がこの時点でできていないかのように装う虚偽ではないか。
② 支部機関紙「羅針盤」に総会での発言等の紹介が掲載されていない。支部の最高決議機関の内容が掲載されていないのはおかしいのではないか。
③ 「選挙はがき」問題の対処について、前回の総会において私は支部長の退任をお勧めしたが、支部長にとどまり続け、そのうえ「政治連盟」支部長にもなっている。自身の政治的なしくじりに何の責任も取っていない。
④ 「支援金」の事前確認については税理士会としては「協力」にとどまるという回答であったが、それで税理士の社会的責任が果たせるのか。八尾・柏原・松原市域の税理士の登録確認機関は96人であった。支部会員数の6割未満。地域・顧問先以外にも制限なく事前確認を受け入れる税理士が6人しかいない。支部2役のうちにも登録確認機関にさえなっていない者もいる。
以上の質問について、議長は「選挙はがき」についておおむね私の主張に沿ったまとめをしたうえで、議事を終了させたため、執行部の回答はありませんでした。
今回の総会においても私は議事録の署名者に立候補しましたが、「多数決」によって排除されました。外野の「異議なし」「多数決」の呼びかけだけで異論を排除するなど論外です。まだまだ「総会」から足を洗えそうにありません。