南九州税理士会事件判決の意義について
会誌に投稿
近畿税理士会八尾支部の第43回総会は2023年6月1日に開かれ、私は「選挙はがき」問題を重ねて追及しました。この問題をめぐっては支部長の個人責任、総会議事運営のあり方、議事録の不公正、過去の回答と実際の不整合、コロナ禍での取り組みなど、を取り上げました。質問は事前の文書提出のみ、再質問も認められないというものでした。「議事を時間内に収めるのが議長の役割」という議長の宣言通り議事が進行されたため、休憩中に私は厳しく抗議しました。
このように、民主的な議事進行とは言えない総会でしたが、重ねて「選挙はがき」の誤りを認め今後同じ誤りをしないように申し送ること、事実と異なる回答については謝罪したこと、私の投稿を会誌「羅針盤」に掲載することを約束し実行されたこと、などを前進ととらえることができます。
なお、新たな「はがき」問題(政治連盟支部のあて名が税理士会支部あてになっていること)も発生し、さらに私としては最も重視した支部長の個人責任については、不問の上「退任・ごくろうさま」演出と綱紀監察担当就任で応えたこと、など今後の懸念を残す結果となっています。